Go to Contents Go to Navigation

北朝鮮から銃撃受けた亡命兵 命に別状なしも再手術必要

記事一覧 2017.11.14 10:24

【水原聯合ニュース】北朝鮮軍に銃撃されながら13日午後、韓国側に亡命した北朝鮮軍の兵士は、ソウル近郊の水原市にある大学病院に搬送され5時間に及ぶ手術を受けた。命に別状はないとされるが、さらに手術を行う必要があり、術後の経過を見守ることになる。

13日午後、手術室に運ばれる北朝鮮兵(提供写真)=(聯合ニュース)

13日午後、手術室に運ばれる北朝鮮兵(提供写真)=(聯合ニュース)

 この兵士は同日午後3時半ごろ、南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)の北朝鮮側から韓国側施設「自由の家」に向かった。亡命の際、北朝鮮軍から銃撃を受け、ひじや肩などをけがして倒れていたのを韓国軍が見つけた。

 軍と警察によると、兵士は4時40分ごろ、ヘリコプターで水原の亜洲大病院に搬送され、5時ごろから約5時間、手術を受けた。執刀医によると、兵士には5~6カ所の銃創があり、ほとんどが貫通していた。7~8カ所の臓器損傷もあった。

 執刀医は「手術を続けるには患者の体力が持たないと判断し、手術を終えた。命には別条がないが、2回目、3回目の手術が必要だ」と説明した。現在は集中治療室(ICU)で生命維持装置を付けている。

 報道陣は兵士が病院に搬送された時の姿をとらえている。兵士は意識を失っていたのか目を閉じていた。髪は短く、やせ型で、20代か30代とみられる。

 兵士は見つかった当時、軍服を着ていたが、正確な身元は確認されなかった。

 亡命時に韓国と北朝鮮の間で交戦はなかった。

mgk1202@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。