北朝鮮軍の銃弾 共同警備区域を越えたのは初めて=韓国国防相
記事一覧
2017.11.14 14:26
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の宋永武(ソン・ヨンム)長官は14日の国会国防委員会で、南北軍事境界線上にある板門店の共同警備区域(JSA)から13日午後に韓国側へ亡命した北朝鮮兵に対し、北朝鮮軍が銃撃を行ったことについて、JSAで北朝鮮側の銃弾が韓国側に越えてきた初めての事件だと述べた。
韓国軍が応射しなかったことを問われると、「数秒の間に状況を判断して、(危機を)最小化し、(軍事境界線を)越えてきた兵士にもうまく対処したと思う」と述べた。
北朝鮮が休戦協定に違反したかどうかについては、「軍事休戦委員会に対し、北側に(適切な措置を)要求するよう求める方針だ」として、「要求が受け入れない場合は法的措置を取り、声明を発表するなどの措置を取らざるを得ない」との考えを示した。
kimchiboxs@yna.co.kr