韓国・延坪島砲撃から７年 北朝鮮が記念行事で「勝利」主張
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が朝鮮戦争後初めて韓国の領土を砲撃した延坪島砲撃事件から７年を迎えた２３日、北朝鮮は延坪島に近い黄海南道康リョン郡で「砲射撃戦闘勝利７周年」を記念する軍人と民衆による集会を開いた。北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」が２４日、伝えた。
同紙によると、集会で演説に立った軍団長は「延坪島砲射撃戦の勝利は朝鮮人民軍が不敗であることを世の中に知らしめた」などと述べ、当時の戦闘が勝利だったと強調した。
２０１０年１１月２３日に起きた延坪島砲撃事件では、韓国で民間人２人と海兵隊員２人の計４人が犠牲になった。北朝鮮は毎年「延坪島砲射撃戦闘の勝利」を祝う行事を開催している。
米朝による威嚇の応酬で朝鮮半島の軍事的緊張が高まる中、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線（ＮＬＬ）に近い延坪島の海岸で韓国軍海兵隊員が警戒作戦を遂行している＝１８日、延坪島（聯合ニュース）
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北朝鮮軍の特殊作戦部隊が「先軍節」（２５日）に合わせて黄海上の南北境界線に近い韓国の白ニョン島と延坪島の占領を想定した攻撃訓練を行い、金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が視察した。朝鮮中央テレビが２６日報じた＝２６日、ソウル（朝鮮中央テレビ＝聯合ニュース）
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韓国海兵隊が北朝鮮に近い黄海の白ニョン島で防衛訓練を実施している。北朝鮮の特殊部隊が先月末に白ニョン島と延坪島の奇襲・占領訓練を行ったことに対抗する訓練。白ニョン島と延坪島は韓国軍の首都圏防衛の要衝で、北朝鮮は常に挑発の機会をうかがっている＝７日、白ニョン島（聯合ニュース）
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北朝鮮による延坪島砲撃事件から丸７年を迎え、犠牲者の追悼式が中部の国立墓地、国立大田顕忠院で営まれた。北朝鮮は２０１０年１１月２３日、延坪島に１７０発を超える砲弾を撃ち込み、韓国軍海兵隊の兵士２人と民間人２人が犠牲となった＝２３日、大田（聯合ニュース）
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