韓中日が鹿児島で経済・技術交流会議 医療分野の韓日協力策も議論
記事一覧
2017.11.30 11:00
【ソウル聯合ニュース】韓国通商産業資源部は29日から鹿児島県で、九州経済産業局、中国商務省との「第16回環黄海経済・技術交流会議」と、「第24回韓日経済交流会議」を開催したと伝えた。
環黄海経済・技術交流会議は韓国、中国、日本の3カ国が接する環黄海地域の経済協力促進を目的に2001年から開催されており、今年は「地域間交流の促進、イノベーションによる新産業・新市場の創出」をテーマに開かれた。
3カ国の政府代表が医療・健康管理、デジタル貿易、環境・エネルギー、シルバー産業などさまざまな分野で環黄海の交流と産業協力を促進するため意見交換を行った。
韓日経済交流会議では、両国の政府と企業関係者らが「ヘルスケア分野を中心とした韓日協力策」をテーマに、医療や介護分野で韓国の人材の日本での採用活性化策などを議論し、韓国企業11社と日本企業14社の商談会も開催された。
両会議に韓国首席代表として出席した産業通商資源部の李鎬俊(イ・ホジュン)通商協力局長は「環黄海会議は、世界のGDP(国内総生産)の約4分の1を占める韓中日3カ国の政府、地方自治体、経済界が環黄海地域を中心に共同成長策を模索する民間協力チャンネルという点で意義が大きい」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr