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北朝鮮「火星15」 車両で運ばれ固定式発射台から発射

記事一覧 2017.11.30 18:49

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央テレビは30日、前日未明に実施した新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星15」の発射実験に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が立ち会ったと報じるとともに、数枚の写真と4分47秒の映像を公開した。映像には発射台付き車両で運ばれたミサイルが固定式発射台に設置される場面などが収められていた。

「火星15」が発射台に設置される様子=30日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)

「火星15」が発射台に設置される様子=30日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)

 映像には工場のような建物の中にある発射台付き車両と火星15のほか、これを見る金委員長や軍幹部などの姿が映っていた。金委員長はミサイル開発を担当する国防科学院の張昌河(チャン・チャンハ)院長から説明を聞いたり、ミサイル部隊の責任者である金洛兼(キム・ラクキョム)戦略軍司令官らと対話したりしていた。

 火星15を積んだ発射台付き車両が建物の外に移されると、金委員長も寄り添うように移動する姿が目を引いた。

 火星15が発射場所に運ばれ、固定式発射台の上に垂直に立てられると、同車両はその場を離れた。

 車両でミサイルを運び、固定式発射台に設置して発射する方式はICBM級の「火星14」と同じだ。 

 映像はカウントダウンの後、火星15が音を上げて上昇する様子を様々な角度から映し出した。

 朝鮮中央テレビはまた、金委員長がモニターで火星15の発射状況を見守る様子や、張院長らが電話で発射を指示する様子を収めた写真も公開した。

yugiri@yna.co.kr

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