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米誌「世界の頭脳」に文大統領 国政再建・北朝鮮対応など評価

記事一覧 2017.12.05 15:11

【ソウル聯合ニュース】米誌フォーリン・ポリシーの今年の「世界の頭脳」に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が選ばれた。韓国青瓦台(大統領府)が5日明らかにした。

9月19日、米ニューヨークでシンクタンクのアトランティック・カウンシル主催の「グローバル市民賞」を受賞した文大統領=(聯合ニュース)

9月19日、米ニューヨークでシンクタンクのアトランティック・カウンシル主催の「グローバル市民賞」を受賞した文大統領=(聯合ニュース)

 同誌は毎年、世界の頭脳100人を選定してきたが、今年は50人を選んだ。

 同誌は文大統領について、「韓国でまともな民主的リーダーシップを再建するため取り組んでいる」と選定理由を説明した。

 また、前政権を崩壊させた国政介入事件や米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備を受けた中国の報復措置、北朝鮮の核問題などを難題として挙げ、「5月に就任した文大統領よりこうした難題を多く取り扱った指導者はいない」と紹介。「40%をやや上回る得票率で当選した文大統領は就任後初の世論調査で75%の支持率を得た」として、「政治的に傷を負った韓国で統合の象徴となった」と説明した。

 対北朝鮮・外交政策に関しては、「平和に向けた文大統領の強い意思が武力使用を示唆する平壌(金正恩〈キム・ジョンウン〉朝鮮労働党委員長)とワシントン(トランプ大統領)に対案を示した」と評価した。大統領選で文大統領の対北朝鮮政策を不安視する声があったことを取り上げ、「小さな指導者だったら北朝鮮に対する強硬姿勢でそうした不安感を解消させようとしたかもしれないが、北朝鮮と対話する立場を堅持した」として、「北朝鮮の挑発にもかかわらず、北朝鮮との対話は不可欠との立場は揺らがなかった」と強調した。

 今年の世界の頭脳には文大統領のほか、フランスのマクロン大統領、スティーブン・バノン元米大統領首席戦略官らが選ばれた。

kimchiboxs@yna.co.kr

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