習主席 文大統領と首脳会談=「関係改善の重要な機会」
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2017.12.14 19:50
【北京聯合ニュース】中国の習近平国家主席は14日午後、北京の人民大会堂で開かれた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談で、「皆が知っている理由で中韓関係は後退を経験した」とした上で、「(文)大統領の訪問が相互尊敬と信頼に基づき、われわれが追求するより良い道をつくり、関係を改善する重要な機会になることを信じている」と述べた。
習主席は「中韓の国交正常化25周年を迎え、大統領が中国を訪問したことは特別な意味がある」として、「中韓関係と朝鮮半島情勢は重要な時期に置かれている」と表明。「友好的な隣人の協力者として、地域の平和を守り、共同発展を促進する上で広範囲な共同利益と協力ビジョンを持っている」と強調した。
その上で、「韓国との関係を重要視しており、大統領と戦略的な意思疎通を強化しながら、双方の利益を拡大させて両国関係を強化し、方向を正確に示すことで中韓関係が発展できるよう、推進力を発揮することを望む」と述べた。
また、1937年の旧日本軍による「南京大虐殺」から今月13日で80年を迎え、南京市内で開かれた追悼式典に駐中韓国大使が出席したことに謝意を表した。
来年に平昌冬季五輪、2022年に北京冬季五輪が開催されることも取り上げ、「五輪の準備で互いに協力し、発展できる」と述べ、スポーツ分野でも協力を強化する考えを示した。
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