韓国・済州島のEV普及進む 来年1万5千台超
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2017.12.31 09:00
【済州聯合ニュース】韓国南部、済州島を行政区域に持つ済州特別自治道は31日、来年道内で、電気自動車(EV)3597台とEVバス38台を普及させると発表した。
同道は二酸化炭素を発生させないようにするプロジェクトを実施している。EV購入1台当たりの国からの補助金は来年から段階的に減額されるが、道は今年と同額の補助金を支援する。
またガソリン車からEVへの転換を進めるため、ガソリン車などを廃車または輸出し、登録抹消してEVを購入した場合、1台当たり150万ウォン(約16万円)を支給するなどの支援も行う。
済州道に初めてEVが登録された2011年から今年11月までに登録されたEVは計8836台。昨年は5106台が搬入され、2770台が登録された。
来年上半期に、残りの2336台が全て登録されればEVは計1万1520台になり、来年分が全て登録されれば1万5000台に達する見通しだ。
道は116億ウォンを投じ、大規模駐車場などに充電施設を設置するなどインフラ整備なども進める方針だ。
yugiri@yna.co.kr