文大統領　元日は市民と山登り＝２日に各界代表招き新年会

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は年明けの元日に「２０１７年今年の義人」に選定された市民らと共に山に登り新年を迎える。トックク（韓国の雑煮）を食べながら新年のあいさつをする計画だ。

　続いて鳥インフルエンザの防疫官や１８年平昌冬季五輪の責任者、在韓米軍関係者ら各界関係者に電話をかけ、苦労をねぎらう。

　２日には青瓦台（大統領府）に国会や各党、地方自治体をはじめ、経済、労働、女性、文化・芸術、教育、市民社会、科学技術などの各界代表を招いて新年あいさつ会を開く。財界からはサムスン、現代自動車、ＳＫ、ＬＧの主要４グループや経済団体の代表を招くとみられる。

　各界の代表を招くことから、文大統領は財界の新年会など個別の行事には出席しない見通しだ。平昌冬季五輪の開幕（１８年２月９日）が迫っているだけに、例年通り大統領が各界の新年会に出席するのは難しいとの青瓦台の判断とみられる。

　３日には産業現場を視察する。青瓦台関係者によると、産業動向などを聞き取り、現場責任者と従業員を激励するという。

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