南北会談提案 「外交ルートで周辺国と協力」=韓国
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2018.01.02 16:54
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は2日の定例会見で、韓国政府が同日、北朝鮮に南北会談を提案したことについて、「(周辺国と)外交ルートを通じて協力が行われた」と明らかにした。
韓国統一部の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官はこの日、記者会見を開き、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日の「新年の辞」で平昌冬季五輪への代表団派遣を検討する考えを表明したことを受け、南北軍事境界線がある板門店で9日に高官級の当局者会談を開催することを提案した。
一方、北朝鮮の融和的な姿勢に対する韓国政府の性急な動きは韓米日の3カ国連携を弱める懸念があるとの指摘に関しては、「政府はこの間、北の核を容認しないという確固たる原則を堅持しながら、国際社会と核問題の平和的な解決に向け緊密な連携を続けてきた」とした上で「北の平昌冬季五輪参加と南北対話の再開を巡るモメンタム(勢い)を積極的に活用し、南北関係の改善と北の非核化進展に向けた環境づくりのため、さまざまな外交努力を傾注していく方針」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr