韓国完成車5社の販売台数 昨年は前年比6.9%減
【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社の昨年の販売台数が合計819万6053台となり、前年比6.9%減少したことが2日、分かった。
国内販売は同2.4%減の155万80台、海外販売は同7.9%減の664万5973台だった。
メーカー別では現代(450万4825台)が6.5%減、起亜(274万6188台)と双竜(14万3685台)が7.8%減、韓国GM(52万4547台)が12.2%減となった。
ルノーサムスン(27万6808台)は7.6%増加した。
国内販売では現代と双竜がわずかに増加したが、残りの3社は減少した。
現代は大型セダンの「グレンジャー」や小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「コナ(KONA)」、高級車ブランド「ジェネシス」の中型セダン「G70」などが好調で前年比4.6%増となる68万8939台を記録した。
双竜は同3.0%増となる10万6077台を販売。大型SUVの「G4レクストン」や小型SUVの「チボリ」が好調だった。
起亜(52万1550台)は小型クロスオーバーSUV「ニロ(NIRO)」などは好調だったものの、前年比2.5%減少した。
ルノーサムスンは同9.5%減の10万537台、韓国GMは同26.6%減の13万2377台だった。
海外販売の不振はさらに顕著だった。現代は381万5886台で前年比8.2%減、起亜は222万4638台で同9.0%減少した。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発している中国をはじめ、各地での販売が減少した。
韓国GM(39万2170台)は同5.9%減、双竜(3万7008台)は同29.2%減少した。
ルノーサムスンは同20.5%増となる17万6271台を輸出し、過去最多を更新した。
昨年最も多く売れたモデルは現代のグレンジャー(13万2080台)だった。グレンジャーは1986年の発売開始以降、年間販売台数が過去最多を更新した。
現代の小型トラック「ポーター」(10万1423台)も1986年の販売開始以降、初めて年間10万台を超え、2位だった。
現代の小型セダン「アバンテ」(8万3861台)、現代の中型セダン「ソナタ」(8万2703台)、起亜のSUV「ソレント」(7万8458台)、起亜の小型車「モーニング」(7万437台)が続いた。
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