文大統領 入院中の慰安婦被害者を見舞う
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2018.01.04 14:17
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日午前、ソウル市内のセブランス病院を訪れ、入院している旧日本軍の慰安婦被害者、金福童(キム・ボクドン)さんを見舞った。
文大統領は金さんの回復を祈るとともに、慰安婦問題を巡る日本との合意では同問題を解決できないとして、解決に向け努力する考えを示したとされる。
文大統領は昨年8月、日本による植民地時代の独立運動家らを青瓦台(大統領府)に招いて昼食会を開いた際、金さんも招待していた。昨年の秋夕(中秋節)連休の際も金さんに電話をかけ、あいさつしている。当時、金さんが慰安婦合意に基づいて設立された慰安婦被害者支援財団「和解・癒やし財団」に関する意見を聞くと、文大統領は「現在、政府で財団の活動全般を調べているので、見守ってほしい」と答えていた。
金さんは老衰などのため、入院しているという。
金さんは慰安婦被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が慰安婦問題の解決を求めて毎週水曜日、日本大使館前で開いている「水曜集会」に毎回のように参加していたが、今月3日に開催された集会は欠席した。
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