Go to Contents Go to Navigation

東京の静嘉堂文庫美術館に韓国古典籍639種 調査で確認

記事一覧 2018.01.09 13:27

【ソウル聯合ニュース】海外所在の韓国文化財を調査・研究する「国外所在文化財財団」は9日、約20万冊の古典籍などを所蔵する日本の静嘉堂文庫美術館(東京都世田谷区)に、これまで知られていた90~100種よりはるかに多い639種、3467冊の韓国(朝鮮)古典籍があることを確認したと伝えた。同所で実態調査を行った韓国の書誌学研究者によると、中国や日本の書籍に分類されていた書物のうち、相当数が韓国の古書だったという。

1544年に刊行された「朱子語類」(国外所在文化財財団提供)=(聯合ニュース)

1544年に刊行された「朱子語類」(国外所在文化財財団提供)=(聯合ニュース)

 調査で存在が新たに確認されたのは、朝鮮王朝時代に高い官職にあった盧守慎(ノ・スシン、1515~1590)が1544年に王から下賜された活字本「朱子語類」など、16世紀の書籍が多い。同財団は静嘉堂文庫美術館に所蔵されている韓国古典籍の写真と簡単な説明を記した目録集を発刊する方針だ。

tnak51@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。