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李明博元大統領 側近への検察捜査に反発

記事一覧 2018.01.17 19:27

【ソウル聯合ニュース】韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領は17日、ソウル・江南の事務所で声明を発表し、側近に対する最近の検察の捜査が「最初から私を狙って行われたことは明らかだ」と述べた。

李元大統領=17日、ソウル(聯合ニュース)

李元大統領=17日、ソウル(聯合ニュース)

 検察は李明博元政権の青瓦台(大統領府)高官らが情報機関・国家情報院(国情院)から裏金を受け取った疑惑と関連し、16~17日に国情院から裏金を受け取った収賄容疑などで、李政権で青瓦台総務企画官などを務めた金伯駿(キム・ペクジュン)容疑者と、民政秘書官を務めた金鎮模(キム・ジンモ)容疑者を逮捕した。両容疑者は李氏の側近として知られる。

 李氏は「これ以上、国家のために献身した公職者たちをこじつけ捜査で苦しめるのではなく、私に対し責任を問えばいいというのが私の立場だ」と述べた。その上で、「私の在任中に起きた全てのことの最終的な責任は私にある」と強調した。

 李氏は退任後の5年間、4大河川整備や資源外交などに関連し数件の捜査が行われたが李政権時代の高官が絡む不正はなかったと説明した。

 また、最近は報復政治などで国の根幹が揺らいでおり惨憺(さんたん)たる思いだとし、過去の弊害清算として進められている検察の捜査に対し多くの国民が保守の壊滅を狙った政治工作であり盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の死をめぐる政治報復だとみていると述べた。

hjc@yna.co.kr

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