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北朝鮮視察団が韓国入り 芸術公演会場など点検へ=実務協議の可能性も

記事一覧 2018.01.21 09:27

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が平昌冬季五輪に合わせ「芸術団」を派遣するのに先立ち、公演会場などを確認するための視察団が21日午前、南北軍事境界線を越えて陸路で訪韓した。昨年5月に発足した文在寅(ムン・ジェイン)政権で北朝鮮関係者が訪韓するのは初めて。

北朝鮮視察団の団長を務める玄松月氏=(聯合ニュース)

北朝鮮視察団の団長を務める玄松月氏=(聯合ニュース)

 三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長ら7人は午前9時すぎに韓国入り。2日間、ソウルと五輪会場の東部・江陵の劇場を視察し、芸術団の公演会場を最終的に決定する。

 視察団はソウルを経て江陵に向かい、1カ月前に完成した江陵アートセンターを視察するとみられる。江陵で1泊し、22日にはソウルの劇場を視察する予定。韓国の文化体育観光部や統一部などの政府関係者と、公演プログラムなどを巡る本格的な実務協議を行う可能性もある。

 北朝鮮は20日から視察団を韓国に送ると通知していたが、19日夜になって急きょ、取りやめると韓国側に通告。韓国は20日に視察団の派遣を取りやめた理由を通知するよう求めたが、北朝鮮はこれには回答せず、21日に視察団を派遣すると通知してきた。

videos 金正恩氏 腎臓機能低下の可能性(1月8日)
金正恩氏 腎臓機能低下の可能性(1月8日)

≪韓国専門家が音声分析≫  韓国の音声分析専門家の趙東旭(チョ・ドンウク)忠北道立大教授は8日までに、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日に発表した「新年の辞」の音声を分析し、金委員長の腎臓機能が低下している可能性があるとの見方を示した。  研究は、心臓機能は舌音、肺機能は歯音、腎臓機能は唇音と関係があるという韓医学の聴診論に基づいて行われた。  趙氏は「唇音の音声エネルギーが低く、発音が不正確というのは腎臓機能が低下している証拠」と説明した。 (2018年1月8日、聯合ニュース) (END)

videos 北朝鮮の平昌参加 IOCが歓迎表明(1月10日)
北朝鮮の平昌参加 IOCが歓迎表明(1月10日)

≪「五輪精神の偉大な進展」≫  国際オリンピック委員会(IOC)は、北朝鮮が来月の平昌冬季五輪への選手団、応援団などの派遣で韓国と合意したことについて歓迎する意向を示した。  IOCのバッハ会長は声明で「北朝鮮の平昌五輪参加は五輪精神の偉大な進展だ」とした上で、南北会談の結果に関する公式の報告書と提案を待っていると述べた。  北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員は8日(現地時間)からスイスのローザンヌを訪れており、バッハ会長と北朝鮮選手団の規模や出場種目などを協議する予定だ。 (2018年1月10日、聯合ニュース) (END)

videos 北朝鮮の平昌五輪参加問題 南北が20日にスイスで協議(1月11日)
北朝鮮の平昌五輪参加問題 南北が20日にスイスで協議(1月11日)

≪IOCが設定≫  韓国と北朝鮮が来月の平昌冬季五輪への北朝鮮参加を巡り国際オリンピック委員会(IOC)の本部があるスイス・ローザンヌで20日に協議する。IOCが話し合いの場を設けた。  IOCはこの日、平昌冬季五輪組織委員会と大韓体育会(韓国オリンピック委員会)、北朝鮮のオリンピック委員会が20日にIOC本部で協議すると発表した。  韓国と北朝鮮は9日に南北軍事境界線がある板門店で閣僚級会談を行い、北朝鮮が平昌五輪に選手団や応援団を派遣することで合意。その翌日にIOCが今回の協議の開催を発表した。  一方、協議開催の発表に先立ち、北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員はIOC本部でバッハIOC会長ら関係者と会談した。  張氏は書類を抱えてIOC本部に入った。書類には北朝鮮選手団の規模や提案事項が含まれているとみられる。  会談を終えた張氏は近く会談結果をIOCと共に発表すると伝えた。  20日の南北協議では北朝鮮選手団の出場種目や規模のほか、北朝鮮が使用する国旗や国歌、選手が着用するユニホーム、宿泊先などが集中的に話し合われる見通しだ。  (2018年1月11日、聯合ニュース) (END)

videos 韓中首脳が電話会談 南北対話を評価(1月12日)
韓中首脳が電話会談 南北対話を評価(1月12日)

≪北朝鮮核問題解決に向け協力確認≫  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日午後、中国の習近平国家主席と電話会談を行い、南北対話が北朝鮮の平昌冬季五輪参加にとどまらず、北朝鮮核問題の解決や朝鮮半島の平和定着につながるよう戦略的な意思疎通と協力を強化していくことで一致した。  文大統領は9日に開催された南北閣僚級会談に対する中国政府の支援と支持に謝意を示した。  習主席は南北関係改善と朝鮮半島の非核化が共に進まなければならないとする文大統領の立場を積極的に支持すると表明した。  文大統領は次の冬季五輪の開催国が中国だとした上で、習主席に対し平昌五輪の閉会式への出席を要請。習主席は「成功裏に引き継ぎが行われるよう努力しよう」と応じた。 (2018年1月12日、聯合ニュース) (END)

videos 平昌五輪の北朝鮮参加 韓国政府が合同支援団結成(1月16日)
平昌五輪の北朝鮮参加 韓国政府が合同支援団結成(1月16日)

≪選手団など支援へ≫  韓国政府が平昌冬季五輪・パラリンピックに参加する北朝鮮の選手団などを支援するため、合同支援団を結成し運営する。  政府合同支援団は統一部や文化体育観光部、平昌冬季五輪・パラリンピック組織委員会などを中心に約20人で構成され、統一部の南北会談本部で業務を開始する。  政府機関間の業務協議や北朝鮮代表団の活動・行事支援などを行う。北朝鮮代表団の訪韓後はより規模が大きい「政府合同管理団」へと改編される。 (2018年1月16日、聯合ニュース) (END)

videos 韓仏首脳が電話会談 「平和五輪」へ協力確認(1月19日)
韓仏首脳が電話会談 「平和五輪」へ協力確認(1月19日)

≪北朝鮮核問題で連携≫  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日午後、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、北朝鮮の平昌冬季五輪参加に関する南北会談の結果などについて説明した。両首脳は平昌五輪の成功に向け協力策を話し合った。  文大統領は「今回の南北対話と北の五輪参加が北の核問題解決に向けた対話につながるよう望んでいる」とした上で、両国が今後も北朝鮮核問題の平和的な解決に向け協力することを提案した。  マクロン大統領は、平昌五輪が平和五輪として成功するよう積極的な協力を約束。北朝鮮核問題を解決する過程で必要な役割と貢献を続けていく考えを示した。 (2018年1月19日、聯合ニュース) (END)

北朝鮮訪問団の合同支援団結成
北朝鮮訪問団の合同支援団結成

韓国政府は平昌冬季五輪・パラリンピックに参加する北朝鮮の選手団などを支援するため、合同支援団を結成した。政府合同支援団は統一部や文化体育観光部、平昌大会組織委員会などの約20人で構成され、政府機関間の業務協議や北朝鮮代表団の活動・行事支援などを行う。16日午後に開かれた発足式には統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官(右)、李珍植(イ・ジンシク)文化体育観光部局長らが出席した=16日、ソウル(聯合ニュース)
(END)

教育大学を訪問
教育大学を訪問

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が平壌教員(教育)大を訪問し、キャンパス内を見て回った。労働党機関紙の労働新聞が17日、報じた=17日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
(END)

金正恩氏 教育大を視察
金正恩氏 教育大を視察

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が平壌教員(教育)大を訪問し、キャンパス内を見て回った。労働党機関紙の労働新聞が17日、報じた=17日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
(END)

統一願い聖火リレー
統一願い聖火リレー

北朝鮮に近い韓国北西部の坡州市で平昌冬季五輪の聖火リレーが行われた。南北軍事境界線がある板門店につながる統一大橋の南端で歌手のキム・チャンワンさん(手前右)らがトーチを掲げてポーズを取っている=19日、坡州(聯合ニュース)
(END)

平昌五輪への北朝鮮選手派遣など正式決定
平昌五輪への北朝鮮選手派遣など正式決定

平昌冬季五輪への北朝鮮の参加を巡る韓国、北朝鮮、五輪組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)による4者協議が20日、スイス・ローザンヌのIOC本部で開かれ、スケート、アイスホッケー、スキーの3競技に北朝鮮選手計22人が参加することが正式に決まった。五輪初となるアイスホッケー女子の南北合同チームや、「朝鮮半島旗」を掲げながらの開会式合同入場も決まった。決定後、手を合わせる協議出席者=20日、ローザンヌ(聯合ニュース)
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韓国入りした北朝鮮視察団
韓国入りした北朝鮮視察団

北朝鮮が平昌冬季五輪に合わせ「芸術団」を派遣するのに先立ち、公演会場などを確認するための視察団が21日午前、陸路で韓国入りした。昨年5月に発足した文在寅(ムン・ジェイン)政権下で北朝鮮関係者が訪韓するのは初めて。南北軍事境界線がある板門店につながる韓国の統一大橋を渡る北朝鮮視察団を乗せたバス=21日、坡州(聯合ニュース)
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csi@yna.co.kr

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