文大統領の支持率66%に低下 昨年9月以来の低水準
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2018.01.22 10:29
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが22日発表した調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は66.0%と、前週から4.6ポイント下がった。2週連続で低下し、北朝鮮の6回目核実験の影響で就任後最低を記録した昨年9月第3週(65.6%)に次ぐ低さとなった。不支持率は5.5%上がり29.3%。
調査は15~19日に全国の成人2509人を対象に実施された。
リアルメーターは支持率の低下について、北朝鮮の平昌冬季五輪参加や仮想通貨規制などの懸案を巡り野党が攻勢を強めていること、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が自身の側近への裏金疑惑捜査を「政府報復」などと主張したのに対し文大統領が「憤りを禁じ得ない」と表明したことなど、政局の先行き不安を要因に挙げた。
政党支持率は与党「共に民主党」が48.3%でトップを守るが、6週ぶりに50%を割り込んだ。野党は保守系「自由韓国党」が18.1%、中道系「国民の党」が5.9%、保守系「正しい政党」が5.7%、革新系の少数党「正義党」が5.4%だった。
mgk1202@yna.co.kr