韓国検察 李元大統領の実兄に出頭要請=情報機関の裏金上納疑惑で
記事一覧
2018.01.23 14:06
【ソウル聯合ニュース】韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権時、情報機関、国家情報院(国情院)が青瓦台(大統領府)に裏金を上納したとの疑惑を巡り、検察は23日、李氏の実兄で元国会議員の李相得(イ・サンドゥク)氏に対し24日午前10時に検察庁に出頭するよう要請した。
国会議員だった2011年に国情院から巨額の資金を受け取った疑いがもたれている。
当時、インドネシアの使節団が滞在するソウル市内のホテルに国情院の要員が忍び込んだ事件が発生。当時の元世勲(ウォン・セフン)国情院長の辞任を求める声が高まったことから、元氏がこれをもみ消すため、政権の実力者だった李相得氏に巨額の資金を渡したと検察はみている。
検察は前日、李相得氏のソウルの自宅と事務所を家宅捜索した。
csi@yna.co.kr