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韓国政府 粒子状物質予報や対策技術の研究・開発に本腰

記事一覧 2018.01.25 14:27

【ソウル聯合ニュース】韓国の科学技術情報通信部と環境部、保健福祉部が25日、政府が大気汚染対策として取り組む「粒子状物質(PM)国家戦略プロジェクト事業の施行計画」を発表した。これら3官庁は昨年、粒子状物質国家戦略プロジェクト事業団を立ち上げ、粒子状物質予報や集じん・低減技術開発に向けた研究開発(R&D)に2019年までの3年間で492億ウォン(約51億円)を投資することを決めた。今年のR&D予算は126億ウォンと、昨年より5%増える。

 昨年から引き続き進める粒子状物質の発生源解明の研究に、5億ウォン増の15億ウォンを振り向ける。そのための研究施設を設置する予定だ。

 朝鮮半島の大気質を調査する航空観測システムの設置には今年11億7000万ウォンを投じる。ビッグデータや立体観測網を活用し、粒子状物質の予報を高度化する研究も継続する。

 また、製鉄所に用いる粒子状物質排出低減の実証技術の確保に向け、設備の製作に20億ウォンを支援する。粒子状物質の原因物質である窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)を変換・低減するフィルターの素材開発でも、基幹技術のR&D事業を進める計画だ。

mgk1202@yna.co.kr

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