北朝鮮視察の韓国先発隊「合同練習に問題なし」 スキー場・空港点検
記事一覧
2018.01.26 16:17
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の平昌冬季五輪(来月9日開幕)参加表明を受け、南北が北朝鮮の景勝地・金剛山と馬息嶺スキー場でそれぞれ実施する合同文化行事とスキー選手の合同練習の事前点検を行うため、韓国側先発隊の一員として訪朝していた統一部関係者は26日、「元山の葛麻空港で滑走路、誘導路、駐機場などの施設や安全施設、安全装備などを視察した」とし、「施設は比較的整っていて管理状態も良好だった」と述べた。
統一部の李柱泰(イ・ジュテ)交流協力局長を団長とする12人の先発隊は、23日から25日まで訪朝。滞在中、合同文化行事が開かれる金剛山の公演会場や、合同練習を行うスキー場の施設などを視察したほか、合同練習に参加する韓国選手が航空機を利用しての移動が可能かどうかを確認するため、スキー場に近い葛麻空港を点検した。
この当局者は「馬息嶺スキー場はスロープや雪質が良好で、旗門などもありゴンドラ、リフトも正常に稼働していた」とし、「練習競技や合同練習には問題がないと判断した」と説明した。
金剛山での合同文化行事に関しては「公演会場として(金剛山)文化会館を積極的に検討している」とし、「公演会場の最終選定は、今後関連官庁や専門家とさらに検討した後に決定する」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr