米国とギリギリまで調整 韓国選手団「空路」で訪朝へ=南北合同練習
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2018.01.31 09:05
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は31日から2日間、予定通り北朝鮮東部・馬息嶺スキー場で南北合同練習を実施する。
韓国統一部当局者はこの日、「制裁問題が起きないよう、(米国との)調整が済み、予定通りきょう午前、チャーター機で訪朝する。きょうから2日間、合同練習が実施される」と伝えた。
この日の早朝まで米国との調整がつかず、空路での北朝鮮入りは難しいとの見方も出ていた。米国は北朝鮮入りした船舶や航空機に対し、180日間、米国入りを禁じており、今回の訪朝に提供されるチャーター機は米国内で営業できなくなる懸念が出ていた。そのため、韓国は今回のチャーター機が制裁対象の例外として認められるよう米国と調整を進めてきた。
韓国訪朝団はこの日午前10時ごろ、チャーター機で馬息嶺スキー場に近い元山の葛麻空港に向け出発する。
韓国と北朝鮮は平昌冬季五輪(来月9日開幕)に合わせ、この日から2日間、馬息嶺スキー場で南北合同練習を行うことで合意している。韓国は23日から視察団を派遣し、合同練習を行うスキー場の施設などの点検を終えている。
訪朝団は合同練習に参加する選手約20人のほか、スタッフや報道陣ら計40人余りからなる。
csi@yna.co.kr