IOC会長 アイスホッケー女子の南北合同チーム試合観戦へ
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2018.01.31 19:44
【平昌聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が2月10日に行われる平昌五輪アイスホッケー女子南北合同チームの最初の競技を会場で観戦する見通しだ。
バッハ氏は31日、江原道・平昌で聯合ニュースのインタビューに応じ、「最初の競技となる合同チームとスイスの試合を競技場で見たい」とし、「関係者が現在、現場での観戦を推進するため努力しており、良い結果になってほしい」と述べた。
アイスホッケー女子1次リーグ初戦となる南北合同チームとスイスの試合は2月10日午後9時10分から行われる。
バッハ会長は20日、スイス・ローザンヌのIOC本部で南北のオリンピック委員会、大会組織委員会との4者会談を主宰し、北朝鮮の平昌五輪参加を確定した。アイスホッケー女子では五輪史上初の南北合同チームの結成にも尽力した。
合同チーム「コリア」のローマ字表記は「KOREA」とする。韓国の国名コードは「KOR」、北朝鮮は「PRK」であるため、合同チームのコードはフランス語の「Corée」から「COR」とした。
バッハ氏は平和五輪の象徴であり南北合意の結実であるアイスホッケー女子の合同チームに深い関心を見せた。
バッハ氏は「合同チームの選手たちが北朝鮮選手たちの誕生日を祝ったというニュースを聞いた」とし、「これこそがオリンピックでありオリンピック精神」と強調した。
また「合同チームの結成後、当初は南北で若干の懐疑論が持ち上がったが、北朝鮮選手たちの訪韓後、共に練習し、南北の選手たちがお互いを知り、数日後には誕生日パーティーも開いた」とし、「誰かがオリンピック精神とは何かと問えば、まさにこのことと答えるだろう」と再度強調した。
yugiri@yna.co.kr