北朝鮮の芸術団公演 抽選で1060人招待=離散家族らも
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2018.02.01 14:39
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は1日の定例会見で、平昌冬季五輪に合わせて開かれる北朝鮮芸術団の公演について、抽選で江陵公演に560人、ソウル公演に500人の計1060人を無料招待するほか、社会的弱者らも招く方針を明らかにした。
三池淵管弦楽団の約140人からなる北朝鮮芸術団は8日午後8時に五輪開催地・江原道の江陵アートセンターで、11日午後7時にソウルの国立劇場で公演を行う。
チケットの応募は2~3日、インターネットの予約サイト(ticket.interpark.com)とモバイルサイト(mticket.interpark.com)で受け付ける。抽選で当選した530人にチケットを2枚ずつ提供する。
また、社会的弱者や朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族ら1100人も招待される。白報道官は「江陵公演は地域公演のため、江原道などの推薦を受け江原道民、江陵市民を中心に240人を、ソウル公演は関係機関などの推薦を受けて860人を招く」と述べた。
南北が合同公演を行う可能性に関しては、「具体的なプログラムはまだ確定していない」と説明した。その上で、「北側に出演料など対価は支払わない」と強調した。
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