現代・起亜自動車 1月の国内販売が2桁の伸び
【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と子会社、起亜自動車は1日、1月の現代自動車の世界販売台数が前年同月比1.4%減の33万4217台だったと発表した。
国内販売は前年同月比14.0%増の5万1426台、海外販売は同3.8%減の28万2791台だった。海外販売の減少は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備に反発する中国市場での販売不振が完全に解消されていないことが影響した。
国内での乗用車販売は、前年同月比10.8%増の2万2954台の販売実績を記録した。このうちエコカー専用車「アイオニック」は1086台を売り上げ、2016年12月以来となる月間販売台数1000台を突破した。
高級車ブランド「ジェネシス」の販売台数は前年同月比52.7%増の計6404台を記録した。
多目的レジャー車(RV)は前年同月比44.3%増の計9603台を売り上げた。
現代自動車の関係者は「1月に旧正月の連休があった前年に比べ、全体的に販売が伸びた」とし、海外市場については「地域別の責任経営体制によって在庫を安定化し、体質強化に力を入れる」と述べた。
起亜自動車の世界販売台数は前年同月比5.2%増の20万5126台を記録した。国内販売は前年同月比11.7%増の3万9105台、海外販売は同3.8%増の16万6021台だった。
起亜自動車の海外販売が前年より増加したのは昨年2月以来11カ月ぶりで、中国でTHAADの影響が本格的に表れ始めてからは初めて。
同社の関係者は「勤務日数の増加と新車の海外販売本格化の効果が大きかった」とし、「中国、ロシア、メキシコなどで現地戦略型車種の新モデルを投入したことも肯定的な影響を与えた」と説明した。
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