[平昌五輪]韓米日の大学生ボランティア 「人類の平和に寄与」
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2018.02.02 17:35
【原州聯合ニュース】平昌冬季五輪(2月9日開幕)に韓国、米国、日本の3カ国の大学生計55人がボランティアとして参加する。
米マイアミ大の20人は平昌のボブスレー会場で、日本・明治大の10人は江陵のアイスホッケー会場で、韓国・延世大の25人は放送・医療・技術・管理分野でそれぞれボランティア活動を行う。
10年前から学生・教授が相互交流を行ってきたこれらの大学は、「人類の平和に寄与する」という五輪精神を学生が平昌五輪で実践できるよう、16年からボランティアの参加を準備してきた。
マイアミ大のある学生は「祖父が朝鮮戦争に参戦したため、韓国を訪問できてうれしく、意義深い」とし、「ボランティアを通じて人類愛と愛国心について学びたい」と語った。
同大の別の学生も「4歳からテコンドーを習い、現在4段だ」とし、「幼い頃から間接的に経験した韓国の文化・歴史を実際に確認したい」と期待を膨らませた。
学生たちは2、3の両日、五輪会場に近い、延世大の原州キャンパスでボランティアの基本教育を受ける。
同キャンパスの関係者は、「未来を担う韓米日の大学生の平昌五輪ボランティアへの参加は、人種の違いを越えて通じ合い、調和を示す模範になるだろう」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr