世界輸出首位の韓国製品は71品目 国別で13位=日本5位
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2018.02.06 11:52
【ソウル聯合ニュース】韓国貿易協会の国際貿易研究院が6日公表した報告書によると、2016年に韓国の輸出品のうち世界シェア首位だった品目数は71と集計された。前年に比べ3品目増え、10年(71品目)以来の高水準となった。世界で13番目に多く、前年から1ランク上昇した。それでも韓国の品目数は中国とは比較にならない少なさで、日本にも大きく水をあけられている。
世界トップは中国で1693品目。05年から首位を守るが、16年は初めて49品目の減少となった。2位がドイツ(675品目)、3位が米国(572品目)で、イタリア(209品目)、日本(178品目)、インド(156品目)、オランダ(144品目)と続いた。
韓国は16年に17品目が世界首位に立った一方で、14品目は首位を奪われた。首位の71品目のうち、25品目は化学製品、15品目は鉄鋼製品だった。
国際貿易研究院は韓国が1位の品目も競合国の追い上げが激しいと指摘した。中国が16品目、米国が13品目、日本が12品目、ドイツが6品目で2位につけており、うち16品目は韓国の世界シェアと5ポイント未満の差しかない。
同研究院は「輸出品の高付加価値化や差別化を図ることで、世界首位の品目数をさらに増やすべきだ」と提言した。
mgk1202@yna.co.kr