[平昌五輪]北芸術団乗せた万景峰号 海上の南北軍事境界線を通過
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2018.02.06 11:42
【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪(9日開幕)に合わせて五輪開催地である韓国北東部の江原道・江陵とソウルで公演する北朝鮮の芸術団が6日午前、貨客船「万景峰92」で東海の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を通過し、韓国側海域に入った。
韓国統一部はこの日、「午前9時50分に万景峰92が北方限界線を通過した」とし、「きょう午後5時ごろ、予定通り墨湖港(江原道東海市)に到着する予定だ」と明らかにした。
万景峰92は北方限界線を越えた後、韓国の護送艦に伴われ航行していると伝えられた。
また統一部は「現在8ノット(時速15キロ)で移動中で、最大13ノットで移動する予定だ」とし、「公海上へ移動中で、波が高いため沿岸側を移動している」と説明した。
芸術団は三池淵管弦楽団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長率いる同管弦楽団の約140人からなる。墨湖港に停泊する万景峰92で宿泊し、8日に江陵アートセンターで公演を行う。
北朝鮮芸術団は江陵公演が終わった後、11日にソウル国立劇場で行われる公演のためソウル・ウォーカーヒルホテルに宿泊場所を移すが、この際に万景峰号は北朝鮮に戻ると予想される。
ynhrm@yna.co.kr