【平昌聯合ニュース】平昌冬季五輪に合わせ、6日に貨客船「万景峰92号」で韓国に到着した北朝鮮の三池淵管弦楽団の団員約140人が7日午前、公演を行う江陵アートセンターを訪れた。
女性団員たちは平壌を出発した際と同様に、赤のコートに黒の帽子、マフラーというおしゃれな姿で現れた。
一日中、アートセンターで8日夜に行われる公演の準備にあたるとみられる。同所では5日に韓国入りした先発隊が舞台設置などの作業を行った。
同センターは五輪会場の江陵オリンピックパーク付近に位置する。最先端の公演設備を備えた複合文化施設で、計476億ウォン(約48億円)をかけ、施工から3年となる昨年12月に完成した。998席の大公演場と385席の小公演場、三つの展示館がある。
芸術団は11日午後7時、ソウルの国立劇場で2回目の公演を行う。公演後に北朝鮮に戻る予定だ。
北朝鮮の芸術団が韓国で公演を行うのは2002年8月以来で、団員数は過去最多となる。
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