［平昌五輪］北朝鮮の高官級代表団に正恩氏妹ら 「金日成」直系の訪韓は初
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は７日、平昌冬季五輪に合わせて北朝鮮が派遣する高官級代表団に金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の妹、金与正（キム・ヨジョン）氏が含まれていると明らかにした。北朝鮮が同日午後、韓国側に代表団の名簿を通知したという。
故金日成（キム・イルソン）主席の直系を意味する「白頭血統」の一員が韓国を訪れるのは初めて。
代表団には国家体育指導委員長を務める崔輝（チェ・フィ）党中央委員会副委員長と南北閣僚級会談の団長だった李善権（リ・ソングォン）祖国平和統一委員会委員長が入った。
北朝鮮は４日、韓国側に通知文を送り、金永南（キム･ヨンナム）最高人民会議常任委員長を団長とし、団員３人、支援スタッフ１８人の高官級代表団を９～１１日に派遣するとしていた。
平昌冬季五輪に出場する北朝鮮のフィギュアスケート・ペアのリョム・テオク、キム・ジュシク組が報道陣から大きな注目を受けている。過去の国際大会で北朝鮮選手は通常、報道陣に質問に反応しなかったが、両選手は報道陣の問いかけに短い回答と笑顔で応じている。江陵アイスアリーナで練習を行っているリョム（右）とキム組＝４日、江陵（聯合ニュース）
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平昌冬季五輪（９日開幕）に合わせて五輪開催地である韓国北東部の江原道・江陵とソウルで公演する北朝鮮の芸術団を乗せた貨客船「万景峰９２号」が、同道東海市の墨湖港に到着した＝６日、東海（聯合ニュース）
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東海岸の墨湖港（江原道東海市）に停泊している北朝鮮の貨客船「万景峰９２号」から下船した三池淵管弦楽団の団員。同楽団は平昌五輪開催を記念する公演を五輪競技場がある江陵とソウルで行う＝７日、東海（聯合ニュース）
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９日開幕の平昌冬季五輪で南北の選手に声援を送る北朝鮮の応援団２２９人と、金日国（キム・イルグク）体育相ら北朝鮮オリンピック委員会関係者４人、テコンドー演武団２６人、記者団２１人の計２８０人が７日午前、朝鮮半島西側の京義線陸路から韓国入りした。ソウル北方の都羅山にある南北出入事務所に到着した女性の応援団員。前日に韓国に到着した芸術団と同じ服装をしている＝７日、都羅山（写真共同取材団＝聯合ニュース）
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