[平昌五輪]韓国フィギュア団体 崔多彬が自己新もフリーに進めず
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2018.02.11 14:54
【江陵聯合ニュース】平昌冬季五輪のフィギュアスケート団体戦は11日、女子ショートプログラム(SP)とアイスダンスのショートダンス(SD)があった。韓国は男子とペアのSPを合わせた合計得点で10チーム中最下位に終わり、フリー進出を逃した。
女子は札幌冬季アジア大会の金メダリスト、崔多彬(チェ・ダビン、18)が初五輪の舞台で自己新となる65.73点をマークし、10人中6位に入った。これまでのSP最高は昨年4月の世界選手権でマークした62.66点だった。
アイスダンスSDで五輪初出場のミン・ユラ、アレクサンダー・ガメリン組は51.97点を記録し、9位だった。
崔は昨年6月に母をがんで亡くす悲劇に見舞われ、思うように練習ができなかった時期もあった。悲しみに暮れながらもリンクでは出来る限りの努力をし、五輪の晴れ舞台にたどりついた。「私を信じてくれた母がいたから、この場所に立てたのだと思う」と感謝の言葉を述べた。自信を持って21日に行われる女子シングルのSPに臨めそうだ。
団体女子SPの1位は世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(OAR)で、自身が持つ世界最高得点を上回る81・06点を記録した。日本の宮原知子は68.95点で4位。
日本は10チーム中4位となり、フリー進出を決めた。