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慰安婦被害者が死去 生存者30人に=韓国

記事一覧 2018.02.14 08:24

【広州聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国の福祉施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)は14日、88歳の被害者1人が同日早朝に死去したと伝えた。遺族の意向により氏名や葬儀の手続きなどは公表しない。

全国に建てられた慰安婦被害者を象徴する少女像(資料写真)=(聯合ニュース)

全国に建てられた慰安婦被害者を象徴する少女像(資料写真)=(聯合ニュース)

 施設によると、この日死去した被害者は16歳の時に日本の岡山に連れて行かれ、慰安婦としてつらい生活を強いられた。解放(終戦)後に故郷に戻り、2012年10月から同施設で暮らした。

 韓国政府に登録されている旧日本軍の慰安婦被害者239人のうち、生存者は30人に減った。被害者の死去は今年2人目。昨年は8人が亡くなった。

慰安婦被害者をお見舞い
慰安婦被害者をお見舞い

文在寅(ムン・ジェイン)大統領がソウル市内の病院に入院中の旧日本軍慰安婦被害者、金福童(キム・ボクトン)さんを見舞いに訪れた。文大統領は慰安婦問題を巡る2015年の韓日合意では慰安婦問題を解決できないとの立場をあらためて示し、解決への努力を約束したとされる(大統領府提供)=4日、ソウル(聯合ニュース)
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慰安婦被害者をエスコート
慰安婦被害者をエスコート

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日午後、旧日本軍の慰安婦被害者を青瓦台(大統領府)に招いて昼食会を開いた。同被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんの手を取る文大統領。青瓦台の報道官によると、文大統領は慰安婦問題を巡る日本との合意について、「(被害者の)おばあさんたちの意見も聞かず、おばあさんたちの意思に反する合意をしたことに対し大統領として謝罪する」と述べた。文大統領が慰安婦合意について、被害当事者に公式に謝罪したのは初めて(青瓦台提供)=4日、ソウル(聯合ニュース)
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外交部長官 慰安婦被害者を見舞う
外交部長官 慰安婦被害者を見舞う

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官はソウル市内のセブランス病院を訪れ、入院している旧日本軍の慰安婦被害者、金福童(キム・ボクドン)さんを見舞った。被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の尹美香(ユン・ミヒャン)共同代表が自身のフェイスブックに動画を投稿して明らかにした。文在寅(ムン・ジェイン)大統領も4日、金さんを見舞いに訪れている(尹氏のフェイスブックより)=7日、ソウル(聯合ニュース)
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慰安婦合意 日本に再交渉は求めず
慰安婦合意 日本に再交渉は求めず

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は9日午後、旧日本軍の慰安婦問題を巡る日本との合意への対応方針を発表し、合意は同問題の真の解決にならないとしながらも、合意の再交渉は求めない姿勢を示した。また、合意に基づき設立した慰安婦被害者支援財団「和解・癒やし財団」に日本政府が拠出した10億円を韓国政府の予算で負担し、拠出金の扱いについては日本側と協議するとした=9日、ソウル(聯合ニュース)
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外相会見を視聴する慰安婦被害者
外相会見を視聴する慰安婦被害者

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は旧日本軍の慰安婦問題を巡る日本との合意への対応方針を発表し、合意は同問題の真の解決にならないとしながらも、合意の再交渉は求めない姿勢を示した。慰安婦被害者が共同生活を送る福祉施設「ナヌムの家」で康氏の会見をテレビで視聴し、疲れた表情を浮かべる被害者=9日、京畿道・広州(聯合ニュース)
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26周年迎えた「水曜集会」
26周年迎えた「水曜集会」

慰安婦被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)が慰安婦問題の解決を求めて毎週水曜日に日本大使館前で開いている「水曜集会」が26周年を迎えた。集会は1992年1月8日に始まった。今回は9日に康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が慰安婦問題を巡る日本との合意について再交渉を求めない方針を示したことを受け、「日本政府の自発的な措置を期待することは矛盾」として、問題解決に向けた韓国政府の積極的な措置を求めた。集会には中高校生や大学生ら約400人が参加した=10日、ソウル(聯合ニュース)
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csi@yna.co.kr

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