[平昌五輪]会場盛り上げるK―POP 曲に乗って踊り出す姿も
【江陵聯合ニュース】平昌冬季五輪のスピードスケートやフィギュアスケート、カーリングなど氷上競技が行われている江陵の会場では、K―POPが各国の観客を沸かせる場面がたびたび見られる。
13日夜、江陵アイスアリーナではスピードスケート・ショートトラック男子5000メートルリレー予選と女子500メートル決勝の合間に韓国人歌手PSY(サイ)の「江南スタイル」が流れ、場内をどよめかせた。曲に乗って「馬ダンス」と呼ばれるダンスを踊る選手の姿が上部の大型電光掲示板に映し出されると、客席からは大きな歓声が上がった。
同じ日、カーリング混合ダブルス決勝が行われた江陵カーリングセンターでも「江南スタイル」が流れ、観客たちが思わず踊り出す一幕があった。各国から集まった観客の注意を一瞬で引き付け、一体感を生むのにK―POPの人気曲が大きな役割を果たしている。
K―POPは国内外で好評を得た9日の開会式の盛り上げにも一役買った。ハイライトの選手団入場の際には編曲した大衆歌謡に加え「江南スタイル」、防弾少年団(BTS)の「DNA」、TWICE(トゥワイス)の「LIKEY」、BIGBANG(ビッグバン)の「FANTASTIC BABY」、Red Velvet(レッドベルベット)の「Red Flavor」などのK―POPが流れ、曲に乗ってはしゃぎながら入場する選手の姿も見られた。
選手の中にはK―POPの大ファンもいる。フィギュアスケートの世界選手権女王、エフゲニア・メドベージェワ(ロシアからの五輪選手=OAR)は記者にK―POPで好きな曲を尋ねられ、男性グループEXO(エクソ)の曲を挙げた。「(EXOに)とても会いたい。全メンバーの写真を持っている。彼らのおかげで気分が良くなり、試合もうまくやれる」と熱い思いを語り、関心を集めた。25日の閉会式ではEXOをはじめとするK―POPスターが登場するとのうわさもあり、「女王」の願いは叶うかもしれない。
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