[平昌五輪]尹誠彬がそり競技でアジア勢初の金 スケルトン男子
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2018.02.16 12:55
【平昌聯合ニュース】平昌冬季五輪第8日の16日、スケルトン男子の後半3、4回戦が行われ、世界ランキング1位の韓国の尹誠彬(ユン・ソンビン、23)が前日の1、2回戦と合わせた4回の合計タイム3分20秒55で金メダルを手にした。韓国勢がそり競技(スケルトン、ボブスレー、リュージュ)で五輪のメダルを獲得するのは初めて。また、そりでアジア勢初の金メダルとなった。
尹は15日に行われた1回戦で50秒28、2回戦で50秒07と立て続けにトラック新記録を出し、3回戦は50秒18、4回戦は50秒02で再び新記録を更新した。4回戦全てで1位を維持した。
銀メダルを獲得したニキータ・トレグボフ(ロシアからの五輪選手=OAR)には合計タイムで1.63秒の差を付けた。銅メダルはドム・パーソンズ(英国)。尹の最大のライバルと目されていたマルティンス・ドゥクルス(ラトビア)は4位に終わった。韓国のキム・ジスは合計タイム3分22秒98で6位に食い込んだ。
平昌五輪で韓国選手団のメダルは3個に増えた。これまでにスピードスケート・ショートトラック男子1500メートルで林孝俊(イム・ヒョジュン)が金メダルを、スピードスケート男子1500メートルで金敏錫(キム・ミンソク)が銅メダルを獲得している。
tnak51@yna.co.kr