北朝鮮機関紙「南北関係改善ムード壊れれば米国に責任」
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2018.02.19 13:48
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は19日、個人名の論評で、韓米の合同軍事演習「キー・リゾルブ」と合同野外機動訓練「フォールイーグル」に言及しながら、「北南(南北)関係の改善と緊張緩和の雰囲気が壊れることになれば、すべての責任は米国が全面的に負うことになる」と従来の主張を繰り返した。
労働新聞は、平昌冬季五輪が閉幕するなり南北関係の雪解けも終わらせようというのが米国の目的と指摘し、「(米国は)冬季五輪が終わり次第、キー・リゾルブ、フォールイーグルの合同軍事演習を再開するとわめきたてるほど」とした。さらに、「米国こそが朝鮮半島の緊張状態を激化させ、わが民族の統一を妨げる張本人」と非難。おびただしい戦略兵器と兵力が朝鮮半島とその周辺に押し寄せようとしており、朝鮮半島情勢が再び悪化する恐れがあると主張した。
mgk1202@yna.co.kr