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[平昌五輪]アイスダンス韓国組 紆余曲折経た「アリラン」に喝采

記事一覧 2018.02.20 15:16

【江陵聯合ニュース】平昌冬季五輪第12日の20日、フィギュアスケート・アイスダンスのフリーが行われ、韓国のミン・ユラ、アレクサンダー・ガメリン組は86.52点をマークし、ショートダンスとの合計147.74で韓国勢として過去最高の18位を記録した。

韓服をモチーフにしたコスチュームで演技するミン・ユラ(手前)、アレクサンダー・ガメリン組=20日、江陵(聯合ニュース)

韓服をモチーフにしたコスチュームで演技するミン・ユラ(手前)、アレクサンダー・ガメリン組=20日、江陵(聯合ニュース)

 伝統衣装の韓服をモチーフにしたコスチュームを身につけ、朝鮮民謡「アリラン」に合わせて演技する2人が、難度の高いリフトやスピンを決めると観客から惜しみない拍手が送られた。世界が注目する舞台で韓国を象徴する衣装と音楽で美しい演技をみせ、大きな感動を与えた。

 五輪開幕を前に、「アリラン」の歌詞に「独島」が含まれていることが政治的に問題になる可能性を懸念し、該当部分の歌詞を3秒間削除した曲を使用するという紆余(うよ)曲折もあった。 

 今シーズンのプログラムをつくる際にも、世界では知名度の低い「アリラン」を使うことに周囲は難色を示したが、2人はこの曲にこだわった。

 夢の舞台を終えた2人は満足感を漂わせた。米国で生まれ育ったミンは「音楽がクライマックスに向かうとき、大きな感動を味わった」と振り返った。五輪を前に韓国国籍を取得したガメリンも、衣装について「韓国の文化と歴史を観客と共有できて誇らしい」と笑顔で話した。

ikasumi@yna.co.kr

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