韓国の李元大統領 弁護人選任が難航=3月初旬にも検察聴取
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2018.02.23 10:19
【ソウル聯合ニュース】韓国で李明博(イ・ミョンバク)元大統領が自動車部品製造会社「ダース」を他人名義で所有しているとの疑惑を巡り、検察は平昌冬季五輪後の3月初旬に李氏を容疑者として聴取する方向で検討を進めている。だが、李氏は弁護人の選任が難航しているもようだ。
法曹界によると、李氏側は複数の大手法律事務所に弁護の依頼を打診したが、ほとんど断られたという。
李氏側は捜査を受ける事案が増えているため、個人弁護士を集めるより大手法律事務所に依頼して体系的に「防御」することを検討していたとされる。
李氏の弁護人は大統領在任当時、青瓦台(大統領府)の民政首席秘書官と法務秘書官を務めた2人が選任されている。元青瓦台高官らを中心にした小規模な弁護人団がつくられる可能性が高い。
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