北朝鮮・金英哲氏 米朝対話の意向表明=「扉開かれている」
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2018.02.26 18:19
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長は26日、韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)とソウル市内で行った昼食会で、「われわれは米国と対話する用意があることをすでに数回にわたって表明した」として、「米国との対話の扉は開かれている」と述べた。韓国青瓦台(大統領府)高官が明らかにした。
金氏は平昌冬季五輪の閉会式に出席するため、北朝鮮高官代表団の団長として25~27日の日程で韓国を訪問している。
金氏は25日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会した際、文大統領が南北関係の改善と朝鮮半島問題の本質的な解決のためにも米朝対話が早期に実施されるべきだと促したのに対し、「北米(米朝)対話をする十分な用意がある」と応じていた。
昼食会で両氏は朝鮮半島周辺情勢、特に米中日ロの4カ国との関係について虚心坦懐(たんかい)に意見交換し、4カ国との協力が重要とのことで一致した。
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