強制徴用犠牲者の遺骨33柱が韓国に 東京で追慕法要
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2018.02.27 20:07
【東京聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨奉還追慕法要が27日、東京・東村山市の国平寺で営まれた。
国平寺には、強制徴用された犠牲者など、朝鮮半島出身者約300人の遺骨が安置されており、今回の法要は無縁仏の遺骨33柱を韓国に奉還するために用意された。
国平寺からの遺骨奉還は今回が2回目で、昨年8月にも33柱の遺骨が韓国に奉還された。国平寺は今後も、法要を続けていく方針という。
遺骨は28日に韓国に帰還する。金浦空港では帰還式が行われる予定だ。
法要に出席した徴用被害者の遺骨返還に取り組む団体「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還国民追慕委員会」の関係者は、遺骨が故国に戻ることを記念し、来月1日にソウル・光化門広場で国民追慕祭を行うと伝えた。行事には韓国7大宗教関係者や、独立運動などに取り組んだ独立有功者とその遺族なども参加する。
33柱の遺骨は翌日の3月2日にソウル市の協力を受け、ソウル市立昇華院に安置される。
yugiri@yna.co.kr