Go to Contents Go to Navigation

元国防相が世論工作疑惑捜査の縮小指示否認 検察取り調べに=韓国

記事一覧 2018.02.28 11:36

【ソウル聯合ニュース】2013~14年に韓国軍サイバー司令部の世論工作疑惑を国防部が捜査した際、捜査の縮小と事件隠蔽(いんぺい)を指示した疑いを持たれている当時の国防部長官、金寛鎮(キム・グァンジン)氏が27日、検察の出頭要請に応じソウル中央地検で取り調べを受けた。同氏はサイバー司令部に対する捜査の方向性を指示した疑いを強く否認したと、法曹界関係者が28日伝えた。

検察に出頭した金氏=27日、ソウル(聯合ニュース)

検察に出頭した金氏=27日、ソウル(聯合ニュース)

 検察はサイバー司令部を巡る疑惑の捜査を総括していた元国防部調査本部長から、金氏が捜査の方向性を直接指示したという趣旨の供述を得ている。捜査当局は当時、関係者の逮捕状を請求する方針を固めていたが、金氏が青瓦台(大統領府)側の意見も聞こうと言い出し、青瓦台での会合後に捜査の方向性が変わったと、検察はみている。

 国防部調査本部は14年11月、元サイバー司令官を政治関与の罪で在宅起訴することで捜査を終了した。「トカゲのしっぽ切り」で捜査を打ち切ったという批判もあった。

 金氏は李明博(イ・ミョンバク)政権での軍サイバー司令部によるインターネットを用いた世論工作に関与したとして昨年11月11日に軍刑法違反の容疑で逮捕されたが、裁判所による逮捕の適否検討の結果、同22日に釈放さた。それから約3カ月の今月23日、検察は金氏の自宅を家宅捜索するなど、捜査を拡大している。

mgk1202@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。