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文大統領の特使団が5日訪朝 金正恩氏に親書伝達へ=韓国

記事一覧 2018.03.04 15:29

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は4日、非核化に向けた米朝対話をけん引するための文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団を5日午後、1泊2日の日程で北朝鮮に派遣すると発表した。特使団は特別機で訪朝する。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に手渡す文大統領の親書を持参する見通しだ。

左から鄭義溶氏、徐薫氏、千海成氏、金相均氏、尹建永氏(資料写真)=(聯合ニュース)

左から鄭義溶氏、徐薫氏、千海成氏、金相均氏、尹建永氏(資料写真)=(聯合ニュース)

 尹氏は特使団の派遣について、平昌冬季五輪に金委員長が妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長を派遣したことへの答礼の意味があると説明した。

 特使団は青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)を団長とし、情報機関・国家情報院(国情院)の徐薫(ソ・フン)院長、統一部の千海成(チョン・へソン)次官、国情院の金相均(キム・サンギュン)第2次長、大統領秘書室の尹建永(ユン・ゴンヨン)国政状況室長の5人。実務者5人を合わせると計10人となる。

 尹氏は特使団について、「北の高官と朝鮮半島の平和定着や南北関係発展のための対話を行う」とした上で、「朝鮮半島の非核化に向けた北米(米朝)対話の環境づくり、南北交流の活性化など、南北関係の改善問題を包括的に議論する」と説明した。

 青瓦台の高官は南北首脳会談も議題になるかどうかについて、「その問題も包括的に議論されると思う」とした。

 鄭室長と徐院長は訪朝後に訪米し、米側に訪朝結果を説明する。中国、日本とも緊密な協議を続けていく方針だ。同高官は両氏の訪米計画について、「マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に会うと思うが、それより上の人物に会うべきではないかと思う」と述べた。

 特使団と金委員長の面会については、「確定してないが、金与正氏が訪韓した際、文大統領が直接会ったため、それに相応する結果があると思う。北側の最高位級の人物の考えを聞くことが重要な目標」と述べた。

 韓国政府は文大統領がトランプ米大統領と電話会談し、北朝鮮に特使を派遣する計画を伝えた翌日の2日、北朝鮮に通知文を送り、特使団が黄海側の航路を利用して訪朝する方針を明らかにした。

kimchiboxs@yna.co.kr

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