非核化と南北関係改善に向けた十分な準備が重要=韓国当局
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2018.03.07 12:17
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は7日の定例会見で、5~6日に訪朝した韓国の特使団が少なからぬ成果を持ち帰ったとしながら、「重要なのは、今後、朝鮮半島非核化と南北関係改善の良い成果へとつながるよう、十分に準備していくことだ」と述べた。この特使団の訪朝により、南北は4月末の首脳会談開催に合意した。
白氏は南北首脳会談開催に関し「関係官庁が連携し、韓国国民と緊密に意思疎通を図りながら、国際社会との協力も進める」と述べた。政府の会談準備については、関係官庁の協議を経て今後の措置など立場が定まれば発表するとした。
また、軍事境界線がある板門店で首脳会談を開催することに関しては「板門店は冷戦の象徴であり、軍事的な緊張が最も強い地域で朝鮮半島平和に向けた首脳会談が開かれること自体が、朝鮮半島だけでなく世界にとっても意味があると思われる」と述べた。
一方、核兵器だけでなく通常兵器も韓国に向けて使用しないという北朝鮮の表明について、これを担保するための会談を開く計画があるかと問われると、白氏は「首脳会談開催前に実務協議が行われるとみている。そうした動きを踏まえながら政策などを準備していく」と説明した。
同氏はまた、「(南北)首脳間のホットラインは過去になかった」とし、「合意内容が着実に履行されるよう準備する」と述べた。
mgk1202@yna.co.kr