米朝首脳会談の開催地 板門店も有力な候補=韓国高官
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2018.03.11 14:17
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)高官は11日、米朝首脳会談の開催地について、南北の軍事境界線に位置する板門店も有力な候補の一つであるとの立場を示した。
同高官はまた、「(北朝鮮の国連代表部との通称)ニューヨーク・チャンネルをはじめ、さまざまなチャンネルを通じ、米朝が直接話し合う。場所や議題などはわれわれと相談し、韓国政府も意見を出す」と説明した。
AP通信など海外メディアは史上初の米朝首脳会談の舞台として、スウェーデン、スイス、中国・北京、板門店などが候補地になり得るとの見方を示している。
ティラーソン米国務長官は9日(米東部時間)の会見で、「時間と場所を合意するのに数週間かかるだろう」と述べた。
米朝首脳会談は韓国特使団が米朝会談の早期開催を求める金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長のメッセージを伝え、トランプ大統領がこれを受諾。5月に開催されることが決まった。
csi@yna.co.kr