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最下位でゴールも歓声 初出場の北朝鮮選手=平昌パラ距離

記事一覧 2018.03.11 14:53

【平昌聯合ニュース】11日行われた平昌冬季パラリンピックのノルディックスキー距離男子15キロ座位で、冬季大会初出場の北朝鮮から2選手が出場し、他の選手に大差をつけられ最後にゴールしたものの完走を果たした。

競技を終えて観客にあいさつするマ(右)とキム=11日、平昌(聯合ニュース)

競技を終えて観客にあいさつするマ(右)とキム=11日、平昌(聯合ニュース)

 全体の1番目にキム・ジョンヒョン、2番目にマ・ユチョルがスタートした。出場した29選手のうち途中棄権した2人を除き、マが26位、キムはトップから20分以上遅れて最下位の27位でゴールした。

 昨年12月に同競技を始めたばかりの2人は国際パラリンピック委員会(IPC)からの特別推薦枠で出場した。

 通常は全選手がゴールした後に会場で行われるセレモニーが先に行われ、セレモニー終了後にキムがゴールするハプニングもあったが、ゴールしたキムに温かい歓声が送られた。

トップから20分以上遅れてゴールし、天を仰ぐキム=11日、平昌(聯合ニュース)

トップから20分以上遅れてゴールし、天を仰ぐキム=11日、平昌(聯合ニュース)

ikasumi@yna.co.kr

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