韓国のスマホ卸売平均価格 日本に次いで世界2番目に高額
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2018.03.14 10:35
【ソウル聯合ニュース】米調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)が14日公表した統計によると、韓国で昨年売れたスマートフォン(スマホ)の卸売平均価格は466ドル(約5万円)で、日本の557ドルに次いで世界で2番目に高かった。
卸売平均価格はメーカーが通信キャリアに供給する価格で、これに国別に20~30%の流通マージンを乗せたものが小売価格となる。各国のマージンに大差はないため、小売価格も日本が1位、韓国が2位とみなせる。
世界1位の高級スマホ市場の米国が卸売平均価格425ドルで3位、次いでオーストラリア(420ドル)、スイス(415ドル)と続いた。
韓国と日本の価格が高いのは、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」や韓国・サムスン電子の「ギャラクシー」など高価格機種がよく売れているため。
日本のスマホ市場ではアップルが約50%のシェアを占め、日本のソニーが約15%となっている。韓国スマホ市場の昨年のシェアはサムスン電子が56.2%、アップルが17.7%、韓国のLG電子が17.4%。
一方、韓国のスマホ市場は昨年、卸売売上高96億5300万ドルで世界8位となった。
tnak51@yna.co.kr