李元大統領への捜査 「介入しない」=韓国大統領府
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2018.03.15 08:47
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)高官は15日、記者団に対し、検察当局が収賄容疑などで李明博(イ・ミョンバク)元大統領を捜査していることについて、「青瓦台が介入する余地もなく、介入しないというのが文在寅(ムン・ジェイン)大統領の立場」として、「検察の判断と捜査結果に任せる」と述べた。
検察は14日、李氏を出頭させ、15日早朝まで取り調べを行った。
一方、同高官は北朝鮮と4月末の開催で合意している南北首脳会談の準備委員会に関し、「準備委の人選や組織図、日程などを(きょう)午後に発表する」と明らかにした。準備委は任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長を委員長とし、統一・外交・安全保障担当官庁を中心に構成される見通しだ。
李洛淵(イ・ナクヨン)首相が14日、南北首脳会談と5月までに開かれる米朝首脳会談の間に韓米首脳会談が開催される可能性があることを示唆したことについては「決まっていることは何もない」として、「首相もそうなるのではないかと推定する段階だと思う」と述べた。
北朝鮮が南北首脳会談の開催で合意したことを正式に公表していないことに関しては、「過去の(南北)首脳会談の事例をみると、正式に確定し、(会談の)日程が決まった際に関連報道が出始めた」と説明した。
文大統領の特使として訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談した後、米国に続き中国とロシア訪問を終えて15日午前に帰国する青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)と日本を訪問して安倍晋三首相と面会した徐薫(ソ・フン)国家情報院長は同日午後、文大統領に訪問結果を報告する。
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