李明博元大統領の逮捕状請求 韓国検察
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2018.03.19 17:45
【ソウル聯合ニュース】巨額の収賄など李明博(イ・ミョンバク)元大統領の在職中(2008~13年)の疑惑について捜査している韓国の検察は19日、李氏の逮捕状を請求した。韓国の大統領経験者で逮捕状を請求されたのは全斗煥(チョン・ドゥファン)氏、盧泰愚(ノ・テウ)氏、朴槿恵(パク・クネ)氏に次ぎ4人目。
横領・背任や脱税なども含め18ほどの容疑を持たれている李氏は14日から翌日未明までソウル中央地検で取り調べを受け、主な容疑のほとんどを否認した。
収賄が疑われる金額は、大統領在任中に情報機関の国家情報院(国情院)が青瓦台(大統領府)に上納した資金やサムスングループが肩代わりした自動車部品メーカー「ダース」の訴訟費用など、110億ウォン(約11億円)台に上る。裏金作りなどさまざまな疑惑が取り沙汰される「ダース」は李氏の実兄が会長だが、実質的な所有者は李氏ではないかと疑われている。
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