【ソウル聯合ニュース】韓国ソウル中央地裁が李明博(イ・ミョンバク)元大統領の逮捕状発付を決定したことについて、韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は22日、「残念としか言いようがない」と述べた。
ソウル中央地裁は同日、「証拠隠滅の恐れがある」などとして、巨額の収賄や横領などの容疑で検察が請求した李氏の逮捕状を発付した。
韓国大統領経験者の逮捕は全斗煥(チョン・ドゥファン)氏、盧泰愚(ノ・テウ)氏、朴槿恵(パク・クネ)氏(公判中)に次いで4人目。朴槿恵被告は昨年3月31日に逮捕されており、1年で2人の大統領経験者が身柄を拘束されることになった。
李氏は自身に対する捜査は現政権による「政治報復」であるとの認識を示していた。
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