金正恩氏の公開活動が今年は急減 外交・南北関係に注力?
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2018.04.19 07:00
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の公開活動が今年に入ってから急減している。
韓国統一部などによると、今年に入ってから今月18日までに北朝鮮メディアが報じた金委員長の公開活動は19回で、前年同期(33回)に比べ、約57%減少した。
金委員長が南北首脳会談(同27日)とそれに続く米朝首脳会談を控え、戦略構想と会談の準備に多くの時間を割いているためとみられる。
統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官も先月26日の定例会見で、金委員長の動静が3週間ほど報じられていないことについて質問を受け、「特に申し上げることはない」としながらも「首脳会談が予定されているため、北も関連の準備をしているのではないか」と述べた。
これまで金委員長の公開活動は北朝鮮内での行事への出席や現地視察が大部分だったが、今年に入ってからは外交や南北関係に関連した活動が増えた。韓国特使団との面会や中国訪問など19件中9件がこれに該当する。
yugiri@yna.co.kr