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南北首脳会談当日の韓米軍事演習中止か 来週決定=韓国軍

記事一覧 2018.04.19 14:11

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は19日、南北首脳会談が開かれる27日に韓米合同指揮所演習「キー・リゾルブ」を実施するかどうかについて、来週決定すると明らかにした。韓米両軍は有事の際のシナリオ別シミュレーションを中心とする定例演習キー・リゾルブを23日から実施する予定。同参謀本部のノ・ジェチョン広報室長はこの日の定例会見で「南北首脳会談が実施される当日(27日)にキー・リゾルブを実施するかどうかは、韓米が計画した目標と成果達成(状況)を考慮し、両国が協議して決定する予定だ」と説明した。

北朝鮮向けの宣伝用拡声器施設(資料写真)=(聯合ニュース)

北朝鮮向けの宣伝用拡声器施設(資料写真)=(聯合ニュース)

 演習期間について、ノ氏は「韓米が計画した演習目標と成果達成のため、両国が協議した日程通りに実施する予定だ」とし、予定通り2週間行われると伝えた。

 合同演習が26日に終わる可能性はあるのかとの質問に対しては、「(演習の)成果を評価し、両国が協議して決定する問題だ」と述べるにとどめた。

 一方、韓国軍制服組トップの鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長と在韓米軍のブルックス司令官(韓米連合軍司令官兼務)は先ごろ、南北首脳会談当日にキー・リゾルブを実施するかどうかを巡り協議したとされる。

 韓国軍関係者は「来週中に鄭議長とブルックス司令官が協議し、合同演習の成果がある程度達成されたと判断すれば、首脳会談当日の演習中止などを含め、弾力的に結論を出す」と述べた。

 一部では首脳会談の雰囲気作りなどのため、会談が行われる期間の合同演習を一時中断し、南北軍事境界線付近で行われている北朝鮮に対する拡声器を用いた宣伝放送もスピーカーの方向を調整したり、中止したりする可能性が高いとの観測が出ている。

ynhrm@yna.co.kr

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