韓米高官 南北・米朝首脳会談へ緊密な協力確認
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2018.04.23 16:43
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官は23日、来韓中のソーントン米国務次官補代行(東アジア・太平洋担当)と南北首脳会談の準備状況など、最近の南北関係の懸案について意見交換した。統一部が伝えた。
千氏は南北首脳会談について、朝鮮半島の非核化、恒久的な平和定着、南北関係の発展に関し包括的に議論する計画と説明。ソーントン氏は南北首脳会談の成功を祈るとともに、韓米間の協議が今後も円滑に進むよう緊密に調整していくことを求めた。
これを受け千氏は「南北首脳会談に続き開催される北米(米朝)首脳会談が成功するよう韓米間で緊密に協力していきたい」と強調した。
ソーントン氏は会談後、記者団から、核実験とミサイル発射を中止し、核実験場を廃棄するとの北朝鮮の発表に「非核化」に対する言及が含まれていない点を問われると、非核化に対する北朝鮮の誠意を確認する良い機会であり、南北首脳会談と米朝首脳会談で確認すると述べた。
ソーントン氏は5月下旬か6月初めに開催見通しの米朝首脳会談の準備で実務の責任者を務める。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官を表敬したほか外交部の尹淳九(ユン・スング)次官補と面談した。
yugiri@yna.co.kr