パワハラ疑惑の大韓航空前専務 来月1日に警察出頭
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2018.04.29 17:03
【ソウル聯合ニュース】韓国・大韓航空の趙顕ミン(チョ・ヒョンミン)前広告担当専務(34)が広告代理店の社員にパワハラ行為をしたとされる問題で、ソウル江西警察署は5月1日に趙氏を呼び事情聴取する。
趙氏は韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の次女。先月16日、大韓航空の広告を担当する代理店社員らとの会議で、質問にうまく答えられなかったという理由で代理店の社員に対し声を張り上げながらガラスのコップを投げ、会議の出席者に対し紙コップに入った飲み物をかけた疑いがもたれている。
警察は今月17日に正式な捜査に踏み切り、趙氏を容疑者として立件した。18~19日に広告代理店と大韓航空本社を家宅捜索し、代理店社員が録音した音声データ、顕ミン氏の携帯電話などを確保し分析作業を行ってきた。容疑を裏付けるため会議の出席者の証言も確保した。
警察は事情聴取で、趙氏が代理店社員にコップを投げたかなどを追及する方針だ。